第6日目:第24番札所〜第26番札所@徳島⇒高知
午前5時45分過ぎ。今日からいよいよ高知に入る。
ついつい氣持ちが高ぶってるせいか、眠りが浅い。

せっかくだから、早朝の太平洋を見に行こうとデジカメを手に出かける。
どう?すごくキレイぢゃない?ってそうおもうのは私だけなのかしら?
午前7時10分。第24番札所最御崎寺(ほつみさきじ)に向かって出発。
決して難所ではないが、第23番札所薬王寺(やくおうじ)からの距離は約75km。
四国遍路中、
最も長い距離の1つだ。というか、遠過ぎだろ!?
左手に海を見ながらやはり県道55号線を突き進む。
栃木県で生まれ育ち、現在埼玉県で住む私にとって、
海はとても新鮮だ。何時間見てても飽きない。
かつて四国遍路を経験した人のサイトを見たら、
高知はひたすら同じ景色が続くので氣が狂いそうになる、と書いてあったのをおもいだした。

ちなみに、右のような景色が延々続く。
なるほど、と氣持ちはわかるが、私は海が好きなのでこういうのはキライぢゃない。
これからは私を『平成の若大将』とでも呼んでほしい。意味はきかないでね。

午前9時過ぎ、高知県室戸市に入る。
午前9時半過ぎ。夫婦岩にたどり着く。
地図で確認したらあと約12.5kmのところまできた。
12kmか・・・いまだ待ち人遠しってところかな・・・

写真右は、高さ21メートルの青年弘法大師像だ。
後で調べたら、室戸岬は弘法大師が青年の頃に
修行でいろいろと悟りを開いた場所らしい。
ちなみに、わかりづらいが、大師像の左後方に、
横たわっている金色のお釈迦様(涅槃像)があったりする。

県道の向かいには弘法大師が行水したらしい池があるが、
これは正直、めっちゃ汚い。お世辞にも観光名所とはいえない。
ただ、ここまで来たということはもう第24番札所最御崎寺(ほつみさきじ)までは目と鼻の先だ。
残り約1kmというところまできた。このままだと県道55号線をぐるっと周り込む車道に入るが、
どうせあと1kmだ。近道に歩道の山道を選ぶ。
・・・やっぱり無茶だった。幸い、木々に陽の光をさえぎられて直射は避けられたが
歩道でもキツイのぼりの山道を、自転車を担ぎながら登る無謀なのは私だけだ。
後から追い越していく歩き遍路さんたちも、私が自転車を担ぎながら上る様をみて
『スゴイ!』感心しながらも、あきれていたのではないだろうか。
(何でこういう道をついつい選らんぢゃうのかな、オレって)
自分でもあきれながらも、もう引き返せない。

そうこうしながらも、午前11時過ぎ。
ついに第24番札所最御崎寺(ほつみさきじ)の山門に到着。
高知に入ってはじめての札所にたどり着いた。正直、ホンマに長かった・・・
もはや今日の峠は越えたも同然だ。
車道のスカイラインを風に乗って一氣に下っていく。
いつもおもうことだが、上りがキツかった分だけ下りで一氣に相殺(そうさい)される。
北島康介ぢゃないけど、『超』がつくほどキモチいいぜぃ!!
しかし、対向車がいつ現れるとも限らないので油断は禁物だ。
無事にふもとまで降りる。そのまま第25番札所津照寺(しんしょうじ)をクリア。
今日は次の第26番札所金剛頂寺(こんごうちょうじ)までで打ち止めにしよう。
蛇行する車道の上り道にさしかかろうとしたとき、地元の人から
『金剛頂寺(こんごうちょうじ)まで行くんだったら、ふもとに自転車を置いて歩道の山道を行ったらエエよ。
そのほうが近道やから。15分ぐらいで着けるし
』と教えてもらった。
確かに歩道で行けば残り約700メートルだ。
せっかくの好意だし、ここは地元の人のアドバイスに従うことにした。
さすがに自転車をかついで山道をのぼったときに比べて身体が軽い。
・・・って当たり前だけど・・・

『15分かかる』と言われた距離を10分で上りきる。
第26番札所金剛頂寺(こんごうちょうじ)に到着だ。
写真の山門の向こう側にも見えるが、
お遍路している親子をよく見かけた。

前方に室戸岬灯台が見えるのだが、この写真ぢゃわからないね。
あとでフォトショップで編集します。
実はそこからさらに約25km進んで、
次の第27番札所神峯寺(こうのみねじ)の近くの民宿に宿泊。
今日もなんだかんだで70km以上は走ったことになる。
でも、もう50kmも60kmも70kmもほとんど同じなのよね。
この日から絶っていた晩酌を再開した。
このクソ暑い中、酒でも飲まなきゃいやされないぜ!?
(第7日目へ続く)
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