氣功家@ノビーが四国88ヶ所遍路約1400kmを自転車で周る旅を随時アップしてます。
途中、本氣で死ぬかとおもったこともあったし、何度もブチ切れたけど、
やっぱりやってよかった。そう、心からおもう・・・

第4日目:第20番札所〜第22番札所@徳島 天氣:晴れ

今日は第20番札所鶴林寺(かくりんじ)に向かうことから始まる。
宿からは約5kmの距離だが、何せ山道だ。油断は禁物だ。

『一に焼山、二にお鶴、三に太龍』という言葉があるらしく、
第20番札所鶴林寺(かくりんじ)は第12番札所焼山寺(しょうざんじ)に次ぐ二番目の難所らしい。
そし手その次の第13番札所太龍寺(たいりゅうじ)がそれに次ぐ3番目の難所ってわけだ。

7時過ぎに宿を出る。が、すぐに出発はできない。

だって、相方(自転車)がパンクしてるんだもん。まずは修理しなければならない。

元来た道を戻ると、7時過ぎにもかかわらず、開いている自転車屋を発見。

中のオバちゃんと目が合う。というか、このオバちゃんが店のご主人だったのだ。

パンク修理をお願いしたが、私の自転車のタイプははじめて見るらしく、
いろいろ角度を変えながら、『どうやって直すんやろ』ブツブツ言っている。

私も協力しながらパンクした後輪をはずす。正直頼りないオバちゃんだ。
ちゃんと覚えておかないとへたすりゃタイヤだけはずして元に戻せないとか言い出しかねない。

でも、事情を説明して、チューブをまるごと交換してもらった。
これで憂いはとりあえず取り除かれた。

結果から先に言えば、これ以来最後までパンクは一切なかった。

さあ、氣をとりなおして出発だ。というか逆襲だ。
出遅れた時間を取り戻してやるぜぃ。

・・・と意氣込んだのはいいが、勢いあまって、
歩道の山道に自転車ごと入り込んでしまった。

通常、自転車は車道を通らなければならないが、
ついつい近道を選んでしまったのだ。 

近道を選んだはいいが、ハッキリ言って徒歩でもシンドいのに、
自転車を持ちこむなんて非常識だ。まぁそれが私の売りでもあるが。

しかし自ら選らんだのに引き返すなんてできるか。
見栄っ張りな私はそのまま山道を強行する。

途中、宿で一緒になった神奈川出身の方と合流。
左足のヒザに水がたまっているのを医者に抜いてもらって、それでも歩いているのだそうだ。

午前10時前、第20番札所鶴林寺(かくりんじ)に到着。
『鶴林寺』というだけあって、本堂の左右には鶴がお出迎えしてくれた。

スピードに乗って、車道を下っていく。
次の第21番札所太龍寺(たいりゅうじ)を目指す。

ここは山ろくから、山頂までロープウェイが通っている。
せっかくだ。ここはロープウェイに乗ってみよう。
このロープウェイは約2800メートルで 西日本で最長を誇っているらしい。
下に流れる河川は那賀川。かつてアザラシの『なかちゃん』がいたところだ。

 

そして、午前11時過ぎ。
第21番札所太龍寺(たいりゅうじ)に到着する。

山頂ではお接待ですだち茶をいただく。
のどが渇いたところにかすかな塩味がいい感じだ。

今日は第22番札所平等寺(びょうどうじ)まで行って終了だ。

途中、立ち寄ったローソンにて、やはりチャリ遍路をしている40過ぎの男性と出会う。
これから高知に向かうに当たって注意点を2つアドバイスしてもらった。

1つは8/10から高知よさこい祭りが始まるため、この期間、高知市内は宿がとれないこと。
踊りに来た人でも宿がとれないため、四国出身の人はいったん家まで戻らなければならないらしい。

もう1つは、高知の天氣の変わりやすさだ。街中でも、山なみに急ににわか雨が降りだすらしい。
だから、雲行きが妖しくなったらすぐに雨ガッパを用意する必要がある、とのことだ。

夕方16時前、第22番札所平等寺(びょうどうじ)へ到着。
途中、本堂まで上る階段に1段ずつ1円玉が置いてある。

弘法大師が母親の厄除けを祈願していたことがこの寺創設の由来らしく、
本堂に上がるための男坂、観音堂に降りるための女坂の階段の数も
それぞれ厄年の数の段数になっているらしい。
厄除けのために1円ずつ置いていく人がいるらしいのだ。

・・・『ラッキー!』とか喜んで、とらずによかった・・・

本来なら先の第23番札所薬王寺(やくおうじ)も目指せたのだろうが、
まだよくペースがつかめていない。今日はここで打ち止めにしよう。

すぐ近くの民宿に一泊する。メシはうまかったし、サービスも良かった。
トイレが男女別だったら文句無しなのだが、ぜいたくは言うまい。

宿で一緒になった男性から『1つのお寺にどのぐらい滞在する?』と聞かれて、
『(私の場合は)般若心経だけ唱えて終わりなので10〜15分ぐらいすね』と答えたら、

お経だけ唱えてすぐに立ち去るのはNGだ、と説教されてしまう。
その人は1つのお寺には少なくても1時間はいるらしい。
もうこないかもしれないので それが『一期一会(いちごいちえ)』にもつながるらしい。

いるんだよね。お遍路とは何ぞや、というウンチクをたれる人って。
まぁ、全然氣にしていないけど。

明日中にでもできれば高知に入りたいなぁ、とおもいながら就寝。

(第5日目に続く)