氣功家@ノビーが四国88ヶ所遍路約1400kmを自転車で周る旅を随時アップしてます。
途中、本氣で死ぬかとおもったこともあったし、何度もブチ切れたけど、
やっぱりやってよかった。そう、心からおもう・・・

第3日目:第13番札所〜第19番札所@徳島 天氣:快晴

早朝6時起床。今日は第13番札所大日寺(だいにちじ)へ向かう。
とはいえ、第12番札所焼山寺(しょうさんじ)からはざっと30kmある。

とはいえ、昨日に比べれば今日はずっとマシなはずだ。
とりあえずは、昨日の時点で最難関を突破したのだから。

午前7時半民宿を出発する。しかし・・・

山道ではないが、緩やかな上りの田舎道が延々と続く。
無理してペダルをこいでも体力を消耗するだけだ。ここは自転車を押して歩こう。

これは四国遍路全般的に言えるが、午前中は山間では道が日陰になることが多い。

そのため 、涼しい環境で進むことができる。距離をかせぐなら午前中早い時間帯が勝負だ。
・・・ってこれは先達の南部さんの受け売りだけどね。

それでも午前9時を過ぎればどんどん日差しが強くなるのがわかる。

午前9時半ごろ、第13番札所大日寺(だいにちじ)へ到着。
さすがに自転車。約30kmの道のりとはいえ、私の超スローペースでも2時間あれば十分らしい。

お寺の前まで着いたとき、すれ違いにとても面白いお遍路さんを見かけた。

自分が自転車なのだが、後ろにリヤカーをつないで走っている。

しかもその上にはペットだろうか、ブルドックがちょこんと座っているのだ。

写真に収めていなかったのがとても悔やまれる。まぁ、当時はそんな余裕なかったけど。

そこから第14番常楽寺(じょうらくじ)⇒第15番札所国分寺(こくぶんじ)
⇒第16番観音寺(かんおんじ)⇒第17井戸寺(いどじ)を立て続けにクリア。

このあたりはお寺が密接しているため、正直楽勝だった。
まぁ、楽勝とかクリアとか、ゲームのつもりではないのだが・・・

今日は第20番札所鶴林寺(かくりんじ)の手前で宿をとることにしよう。

そして、第18番恩山寺(おんざんじ)へ向かう。
徳島市内の県道192号線をひたすら進む。

徳島市役所前を通りかかると、阿波踊りの会場設営のため、
機材が大量に積まれていた。
本当は私も見学してみたかったのだが、そんな時間はない。
まだペースもつかめてなかったし、 先に進むのが先決だ。

・・・と、ここでアクシデントが発生した。またしても自転車の後輪がパンクしたのだ。

『そんなバカな!?』ノビーは吠えた。パンクするような荒れた道は極力押して歩いていたし、
街中は基本的に舗装されていて、小石やガラスの破片もちゃんとよけて走っていたのだ。

12時をまわっており、容赦のない日差しが照りつける。

そういえば、30分前に自転車屋を通り過ぎたっけなぁ。でも引き返すわけにはいかない。

するとガソリンスタンドが視界に入った。ダメもとでパンクの修理をお願いしてみる。
中で待っていたときに児玉清のアタック25がやっていたからすでに13時を過ぎていた。

幸い快く修理してもらった。が、ここでトンでもない事実が発覚する。

通常、小石やガラスをタイヤが踏んでパンクする場合、当然、タイヤチューブの外側に穴があく。
ところ私の場合、 チューブの内側に亀裂が入っており、その亀裂に沿ってパンクが連発するらしいのだ。

こうなるとチューブを交換するしかない。さもないといずれまたパンクするということなのだ。
言い換えれば、いつ爆発するか知れない時限爆弾を後輪に抱えて走り続けることになる。

ガソリンスタンドには交換用のチューブがないため、自転車屋を探しながら走ることに。

しかし、何でもそうだが、なかなか探しているときには見つからないものだ。

そして第18番札所恩山寺(おんざんじ)(写真左)へ。

また、第19番札所立江寺(たつえじ)(写真右)にも無事到着。

何だ、どうやらパンクもしばらくは心配しなくても大丈夫ぢゃないか。
しばらくは先へ進もう。どうせ今日は、後は宿に向かうだけだし。

そう想ったノビーの心に油断が生じた。
15時過ぎ、県道33号線から16号線に左折しようとしたとき、
水たまりに入り込んだ。そのとき、ついに時限爆弾が爆発。本日2度目のパンクが発生する。

地図で確認したら、まだ宿までは4kmもある。しかし、泣き言を言ってる暇はない。

とはいえ、見知らぬ土地で陽が暮れようとしているのに、
目的地になかなか着かないのはさすがの私も不安になるってもんだ。

まもなく17時になろうとしていた。夕陽が容赦なくノビーの身体を焦がす。

17時半過ぎ。クタクタになりながら負傷した自転車を押して歩き、
何とか宿に到着。しかし、この宿がまたクセモノで、間違いなく二度と泊まりたくない宿ワースト1だった。

営業権侵害にもなってしまうから、宿の名前や詳細は省く。とにかく、
もしアナタがお遍路するなら一声かけてくれ。ここだけは泊まるな!?と教えてあげられるから。

まぁ、ある意味それもいい体験ともいえるがね。

さぁ、明日は第12番札所焼山寺(しょうさんじ)に次ぐ難所と言われる第20番鶴林寺(かくりんじ)にいどむぜ。

(第4日目に続く)