氣功家@ノビーが四国88ヶ所遍路約1400kmを自転車で周る旅を随時アップしてます。
途中、本氣で死ぬかとおもったこともあったし、何度もブチ切れたけど、
やっぱりやってよかった。そう、心からおもう・・・

第1日目:第1番札所〜第10番札所@徳島 天氣:曇り、ときどき小雨

午前7時10分。幸い、台風の影響もなく、バスは無事に徳島駅に到着。

徳島と言えば、そう『阿波踊り』。
これを見ると聖地に来た氣がするのは私だけか・・・?

今年は8月12日から始まるらしいのでそれまでに徳島市を離れなければいけない。
踊る人たちや観光客で混雑するし、宿もとりたくてもとれなくなるからだ。
徳島駅から第1番札所霊山寺(りょうざんじ)近くの坂東駅に8時45分に到着。

さぁ、ここからいよいよ自転車の登場だ、頼むぜ、チャーリー!
(ちなみに、チャーリーとは自転車の名前ね)

基本、街中のため、道路は舗装されている。
問題なく第1番札所霊山寺(りょうざんじ)(写真左)に到着。

霊山寺は通称『一番さん』と言われ親しまれている。
礼拝の前に、まずは白装束と手ぬぐいをゲットする。

これでお遍路さんらしくなってきた、うん。

その後第2番札所極楽寺(ごくらくじ)⇒第3番札所金泉寺(こんせんじ)⇒
第4番札所大日寺(だいにちじ)⇒第5番札所地蔵寺(じぞうじ)へ。

そして、12時30分過ぎ、第6番札所安楽寺(あんらくじ)(写真右)に到着。
予想に反してじぇんじぇん早い。さすがに自転車。

今日の宿はこの安楽寺の宿坊
(※しゅくぼう:お寺にある宿泊施設。近年はあまりない)に泊まる予定だ。

だが、午後の時間がまるまる空くのももったいない。

いったん、荷物を寺に預けて先にお参りだけ済ませちゃうことにした。

第7番札所十楽寺(じゅうらくじ)⇒第8番札所熊谷寺(くまだにじ)
⇒第9番札所法輪寺(ほうりんじ)へスイスイ進む。

今日はきりのいいところで次の第10番札所切幡寺(きりはたじ)まで行くことにした。

が、やはりここからちと厳しくなってくる。

第9番札所法輪寺(ほうりんじ)からの約4kmの道のりだが基本的に上りの坂道が続く。

とにかく自転車に登りきれないところは押して歩きながらも何とか、到着。

とおもったら、実はそこから本堂までは333段の階段を登らねばならんのだ。
見るからに険しそうな階段だ・・・

でもね、このノビー様は秩父の34ヶ所札所参りでも同じような階段を経験しているのさ。

というか、初日だからまだ余裕だったりするだけだがね。
この余裕は後で完膚なきまでにたたきのめされるのだが・・・

 

そうこうするうち、『女やくよけ坂』なるものが。
おぉ!?私にはピッタリだ。記念に1枚写真に収める。

 

そして第10番切幡寺(きりはたじ)(写真右)に到着。お参りを済ませて階段を降りると
ちょうどバスツアーの年配者がこれから階段を登ろうとしていた。

最近はこういった大型バスで団体客を乗せて周るツアーが主流らしい。
だから、個人でお遍路している人は、事前の予想より全然少なかった。

さぁ、あとは第6番札所安楽寺(あんらくじ)に戻るだけだ。

しかし、第6番札所安楽寺(あんらくじ)から第10番切幡寺(きりはたじ)までの距離は約13km。
往復で約26km

同じ距離をまた戻るらなければいけないことはわかっていたが、
当時はどのぐらいの距離か あまり頭に入れていなかった。

進むだけならいくらでも進めるが、戻るのはおもったよりキツイもんだ。

ペースオーバーだったらしく、ペダルをこぐ足が動かなくなってきやがった。

でもまだ始まったばかりぢゃあないか、しっかりしろノビー!
自分のケツをたたきながらそれでも夢中でペダルをこぎ続ける。

17時前に何とか到着。宿坊(しゅくぼう)の部屋はおもったよりも旅館のそれらしかった。

部屋に着いたとたん、その日の疲れがどっと出る。
お風呂に入って体重を測ったら50kgしかなかった。

当時は最低でも55kgはあったはずだから、1日で軽く5kgは減ったことになる。

風呂から上がり、TVを見ながら休んでいると、腹が痛くなりだした。
札所で口をすすぐための水にあたったかもしれない。でも氣合いで治す。

18時に夕食。しかし、腹痛がまだ少し残っていて、あまり食欲がない。
でも氣合いで胃に詰め込む。朝も昼もロクに何も食べちゃいなかったし。

席には神奈川からきて、歩き遍路をしているご夫婦がいた。

10数年前にすでに一度まわった経験があり、今回2度目となるそうだ。

話によると、明日周る予定の第12番札所焼山寺(しょうさんじ)は相当ヤバイらしい。

『遍路ころがし』とよばれる難所で、ここで登りきれずに脱落者が出る、
もしくは、たどりついても、そこでリタイヤするお遍路さんが続出するらしいのだ。

(他の人はそうかもしれないけど、このオレ様を一緒にされては困りますゼ)

内心そう想っていたが、それがただのうぬぼれだったことは明日になって身にしみてわかることになる・・・(第2日目に続く)