氣功家@ノビーが四国88ヶ所遍路約1400kmを自転車で周る旅を随時アップしてます。
途中、本氣で死ぬかとおもったこともあったし、何度もブチ切れたけど、
やっぱりやってよかった。そう、心からおもう・・・

第14日目:第41番札所〜第43番札所 天氣:もう何も感じなくなるぐらい続いている快晴

午前6時20分。ビジネスホテルを出発。

午前7時20分。第41番札所龍光寺(りゅうこうじ)到着。
お寺なのになぜか神社のように鳥居があるのが不思議な感じ。

もとの本尊が稲荷大明神だったかららしい。
愛媛県の三間町にあるため、地元の人たちからは
『三間のお稲荷さん』とも呼ばれているらしい。 ほぉ・・・

午前8時半ごろ、龍光寺(りゅうこうじ)を後にする。(何で1時間以上もここにいたんだっけ?)

次の第42番札所仏木寺(ぶつもくじ)までは約4km。今までに比べたら何でもない距離なのに、
なぜか道のりが遠い。
昨日からおかしかったサドルへの衝撃が今まで以上にガツンガツンくる。

えぇい、愛媛まできたんだから、何とか持ちこたえんかい!?

もはやリクツは抜きだ。とにかく進むしかない。
自転車にしてみれば不条理なオーナーとしかおもわれないんだろうな、私は。

それでも、午前7時55分、第42番札所仏木寺(ぶつもくじ)へ到着。
しかし、なんともいえない、ダイナミックな山門だとおもうのは私だけか?

お参りを済ませると、掃除をしていたオジサンがやたらと話しかけてくる。
こっちは早く次に進みたいのだが、これも一期一会(いちごいちえ)てことかな。

お接待の話で、お遍路さんは車でのお接待を受けたがらないという話になり、
『車で送ってもらうのは基本的にNG』という話をしたら、それは違うといわれる。

『車だろうと何だろうと、お接待は断らないのが基本だ、とのこと。
これはこのオジサンではなく、このお寺の住職さんが言ってたことらしい。

ガイドブックに書いてあることと実際やってみるとでは違うことが多々ある。
要は『何でもアリ』ってことのようだ。

さて、午前8時50分過ぎになって、出発。

次の目的地までに約16kmの道のり。
8時ぐらいまではよいのだが、9時近くになると、日差しが強く感じ始める。

そういえば、徳島にいたときに、他のお遍路さんから
『愛媛は基本的に山が多いよ〜』といわれていたっけ。

確かに、見渡す限り、山、山、山・・・
ここは県道31号線を走っていたときに撮ったものだ。

お遍路ぢゃなかったら、景色を楽しむ余裕もあったかもね・・・ってそりゃ皮肉か?

仏木寺(ぶつもくじ)のお掃除のオジサンが
『上りはあるけど、ちょっとだけだよ』なんていってたけど、
ちょっとどころか、おもいっきり上り道が続く。話が違うぢゃあないかい!?

それでも午前9時40分、第43番札所明石寺(めいせきじ)に到着。

しっかし、問題は次だ。次の第44番札所大宝寺(だいほうじ)までの道のりはなんと95km!
あの、高知での第37番岩本寺(いわもとじ)⇒第38番札所金剛福寺(こんごうふくじ)間に匹敵する距離だ。

そして思い出した。このとき、かつて南部さんがついにブチ切れて、
それまでもっていた金剛杖を叩き割ったんだったっけ(詳細はコチラ)。

現在の明石寺は西予市(せいよし)にある。そこから県道56号線経由で大洲市(おおずし)に入る。
そして内子町(うちこちょう)にはいってから途中で県道379号線に移り、
県道 380号線から久万高原町(くまんこうげんちょう)へと進んでいく。
地図をめくりながらため息が出る。 要は、2つの市をまたいでいかなければならないってことか・・・。

このごろには自分の思考パターンがよくわかってきた。
いったんはじめてしまえば、絶対後には引かない頑固のクセに、
始める前にあきらめられれば、絶対にムリはしないってことだ。

本当は大瀬の館(おおぜのやかた)に宿泊したかったが、すでに満室。2日前に電話で連絡したのに・・・
後で話を聞いたら、TV『いい旅夢気分』でも紹介されるぐらい有名なところらしい。そりゃ納得だ。

本日は内子町(うちこちょう)のとある旅館で1泊。近くに道の駅があり、アイスクリームを食べて一息つく。
季節的にアイスクリーム屋はとかく行列ができている。って、しまった、写真撮り忘れた・・・

近くには川原があり、季節がら家族連れがキャンプを楽しんでいる光景が目立った。
それを見るにつけ、(何やってんだろ、オレ?)自分を省みる33歳のプチオジさんの私。

って、今さら何言ってんだ、自分の意志ではじめたことだろ!?
心の中の自分に説教される。とりあえずははじめたことを貫徹するのが先だ。省みるのはその後だな。

とはいえ、夢中になって走ってきたので、95kmの道中のうち、半分近くまできていた。
確かこのときは大宝寺(だいほうじ)まであと43kmぐらいまでの地点まできていたはずだ。
逆に言えば、途中通り過ぎた大洲市(おおずし)には目もくれなかったといもいえるが・・・

何だ、これなら明日ソッコーで行けるな。
そんな風に余裕をかましていた私だったが、それはやっぱり大きな間違い。
やっぱり明日もブチ切れてしまうのだった・・・

(第15日に続く)