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特別企画:氣になる人々
〜知れば今よりもっと幸せになれる、愉快な私の仲間たち〜
第2回@進化論(もんち&佐俣文章さん) 2006/08/27 in 東京・練馬

いつか必ず紹介してやろうと想っていた夫婦バンド『進化論』がついに登場です。
http://homepage2.nifty.com/sinkaron/
左:もんち(ボーカル、ギター)右:文章さん(ベース)です。
もんちとは以前派遣社員だった某通信大手の会社で知り合いました。
よく覚えていませんがたぶん2002年ぐらいのときですから、
もうかれこれ5〜6年ぐらいの付き合いになります。
というか、もうそんなに月日が経っちゃったのね。
当時24、25で身長150cmもないのに、ちゃきちゃきの江戸っ子で
やけにべらんめぇ口調だったのが、とても印象に残っています。
以前何度か彼女達のライブを観に行ったこともあり、今回
晴れて氣になる人々の第二回目に選ばせてもらいました。
なんてったって、年の差が17あるんです。この夫婦。
曲と曲の間に入るMCはもはや夫婦漫才です。
『アンタ、もっとちゃんと弾きなさいよ!』テンパった28歳の嫁が怒鳴ると
『すみません・・・』45歳の夫はぼそっとつぶやきます。
実は日によっては肝心の音楽よりもMCの方が盛り上がることもあるそうです。
お聞かせできないのが残念です。だってまだ販売用のCDが1枚もありません。
さて、そんなお2人に練馬のとある居酒屋でお話を聞かせてもらうことになりました。
初めて二人が知り合ったのはもんち18歳、文章さん35歳のときです。
当時ボーカルを探していた文章さんのバンドが出した広告に
もんちが申し込みをしたことから、物語ははじまります。
「今のダンナさんに対する第一印象ってどんなもんだった?」
もんちに当時の夫に対する第一印象を聞いてみました。
その間、文章さんはずっとメニュー選びにふけっています。

これでも話はキチンと聞いているそうです。
個人的にはこの他人に合わせない感じはキライぢゃない。
さて、話を第一印象のときに戻しましょう。
渋谷で待ち合わせをしたところ、他のメンバーが揃っているのに
文章さんはなかなか現れません。やっときた、とおもったら一言、
『ぢゃあ、オレ先にスタジオに行ってるからさ』と
皆を残してひとりさっさといってしまったのです。
遅れてきたとおもったらさっさと消える自己チューぶり。
(何なの、あの人)こんな印象を最初に持ったそうです。
「ダンナさんの彼女に対する第一印象はどうでしたか?」
文章さんにも同様の質問をしてみました。
すると一言、『パンタロンをはいていたな・・・』
まぁ男の、女性に対する第一印象なんてこんなもんです。
そんなこんなで活動を始めたわけですが、
あるときもんちはバンドからクビを宣告されます。
一般的に、バンドはギター中心になりやすく、当時の
バンドのギタリストはかなり自分勝手だったそうです。
だから、この中にいたら彼女の個性が消えてしまう・・・
そんな想いから彼女に引導を渡すことになりました。
彼女は失意ながらもギター片手に活動を始めます。
路上でも、東高円寺のライブハウスなどを中心に
ソロ活動を始めました。
その1年後文章さんからいきなり電話が入ります。
『キミが作った曲だが、唄だけ録音しにきてくれないか』
当然文章さんは彼女がソロ活動をしていることは知りません。
「当時彼女がもう音楽をやめてるかもしれないとは想わなかったんですか?」
と聞いたところ、夫はこう答えました。

『イヤ音楽をやめるとは想わなかったから』
すると隣から嫁の鋭いツッコミが入ります。
『アンタ、何でそんなの分かるのよ!?』
おっといきなり、もめだす2人。一応他のお客さんもいるんで・・・
さて、お互い一人よりも二人の方がよいと氣づき、
(当時文章さんのバンドもすでに解散していた)
以後は二人でのバンド活動が始まりました。
正確にはもんちの活動に文章さんがヘルプで入るといったものらしいですが、
バンド名を『進化論』と言い出したのは嫁の方です。
といったところでダーウィンの『ダ』の字も知りません。
自分が知らないものをバンド名にするのか?
そもそもダーウィンの種の起源ってのは・・・
とひとしきり文章さんの説教が終わり
『ぢゃあ、やめようか』とやよいさんがいったところ
文章:『いや、いい。オレは漢字が好きなんだ』
やよい:『何だ、アンタも何も考えてないぢゃん』
またここで1分間もめます。すいません他のお客さんもいるんで・・・
この後2000年の4月中野でバンド練習&打ち合わせで
もんちの帰りの電車がなくなってしまいました。
文章さんの家がある練馬へ泊まることになり、そこから
ズルズルと、いや、ごく自然に付き合うようになります。
2001年の7月には同棲が始まるわけですが、
このときも一もんちゃくがあったそうです。
同棲前、文章さんの家の冷蔵庫が壊れたため
新しいものを買いに行くという話がありました。
そのときに既成事実のように言ったそうです。
『オレ達一緒に住むんだから今度はもっと大きめの方がいいな』
そんなこと聞いていないもんちはビックリです。
『エッ何それ!?』
今度は文章さんがビックリです。
『エッ!?ぢゃあ、一緒に住まないの?』
かくして、もんちは断りきれずに一緒に住むハメになります。
その後もんちが22歳のときに晴れて入籍となりました。
ただ夫婦と紹介してきましたが、
基本的にはバンドのパートナーと言った方が正確です。
あまりこの2人からは一般的な
夫らしさ、嫁らしさというものがありません。
まぁこんな一面 ↓もありますが・・・

嫁は音楽に関して努力を惜しみません。
音楽をやっているという人間を私も何人か知っていますが
いまいちそのマジメさが伝わって来ない人が多いのです。
でも、私は音楽に関しては素人ですが、
彼女の歌唱力は本物だと想ってます。
何というか、他のボーカリストとは氣合いが違うんです。
身長がわずか 148 cmしかないのに、
ざわついていた聴衆を一瞬で黙らせるパワーを持っています。
基本的に氣が小さいところはどこか、『こち亀』の、
バイクに乗ると別人になるホンダ君を想いださせます。
普段『すいません、すいません』とペコペコ謝っているのに
ギターをもってマイクの前に立つとまるで別人に変身します。
逆に、同時に2つ以上のことが出来ない分、不器用なタイプなのでしょう。
でもそんな彼女の声を殺さないように後ろでしっかり
サポートしているダンナがまた良い味をだしています。
家事も夫がうまくカバーしてくれています。
何ってったって、文章さんが今一番氣になることは
家の換気扇の掃除を1年以上やってないことですから。
そんなに、というか決してカンペキな形ではないけれど
これはこれで歯車がかみ合っている夫婦の形といえます。
ただ、一言いわせてもらうと、
キミらどこでどんな活動しているのが
傍目からは分からない、ってことです。
個人的にはもっと名が知れて音楽で収入を得てほしい、
そう想う反面、このままの調子で続けていってほしい、
そう、相矛盾する感情が同時にあります。
でも、結果がどうであれ、
とにかくもっと宣伝してください。
こっちだって応援しきれないんだ。
最後に今後の展望を聞いてみました。
不思議と二人からは同じ答えが返ってきました。
『いくつになっても楽器を弾いていたい』

ありがとうございました。ちなみに、練馬も東京だったんですね。
※「進化論」の活動予定は随時ブログ等でも紹介されております。
http://sinnkaronn.seesaa.net/
<今日の一句>
音と共に 紡く二人の 物語
<追伸>
CDありがとうございました。早速聴きましたが何か中島みゆきの
『あざみ嬢のララバイ』を想いだすのは私だけでしょうか・・・?
あ、それと漢字で、『うつせみ』は『空蝉』でいいそうですよ。
※この緊急企画『氣になる人々(仮)』は私の縁あって知り合った方から
特に氣になる方に私が『コイツだ!?』と勝手に判断して現地取材をする
そんなリポートです。
なお、取材の対象は老若男女を問いません。
その人が人間なら商売をしていなくてもOKです。
だって植物や動物だけでは盛り上がりませんから。
人間を盛り上げてくれるのは人間だけなものでね。
次回は、アナタのところにお邪魔するかもしれません・・・?
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